Happy Day
□05
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今日は奇麗田見代
彼女の誕生日会とやらだ
「壱さん、これ俺が焼いたケーキです。よかったら持っていってください。」
『さんきゅーな。』
出かける前に党が私にケーキの入った箱を渡した
どうりで家の中から甘いにおいがしたわけだ
『お前の作るお菓子は絶品だからな。きっとみっちゃんも喜んでくれる。』
壱のその言葉に党は嬉しそうに笑った
『いってきます。』
「お気をつけて。」
ケーキとプレゼント片手に私はみっちゃんの家へと歩き出した
その頃洋一は
「はい、みっちゃんプレゼントよ。」
「私が菊の花大好きなのよく知ってたわねー!!私バラって嫌いなのよ。あれとげがあるでしょ?」
さすが彼はついていない
なんてったて彼が彼女のために用意したプレゼントが彼女の嫌いなバラの花束だったからだ
その用意していた花束ぼです代に取られ弟子の努力のプレゼントを変わりにあげるも習字で[努力]と書かれた半紙
彼は嘆いた
「ついてねえぇぇぇぇええぇぇっ!!!!」
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