Are you love me?
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「ここが職員室やで。」
「ありがとうございました!!」
朝会った金髪人は私を親切にも職員室まで案内してくれた
「ほなまたな!!」
笑顔があったかい人
それが彼の印象だ
彼はニカッと笑って去っていった
あ、名前聞いてない!!
また今度会えるといいな
「オサム兄さん。」
私は職員室に入るなりオサム兄さんを探した
まぁあんな派手な帽子かぶってるわけだしすぐ見つかった
「おー、来たか!!」
「渡邊先生。彼女が?」
「おん。俺の親戚の黒崎壱ちゃんや。」
オサム兄さんの後ろからぬっと背の高い男の人が出てきた
きっとオサム兄さんよりも若いかもしれない
「黒崎な。よろしゅう。担任の坂本京介や。京ちゃんて呼んでーな。」
愛着のある八重歯が綺麗な先生だ
「よろしくお願いします。」
「ほな、黒崎行くで。」
私は京ちゃん先生の一歩後ろを歩き職員室をでた
「壱ちゃん、がんばってや!!」
職員室を出るときオサム兄さんが大きな声で叫んでいた
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