Happy Day

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『すみません。遅くなりました。』


「壱ちゃん!!見代待ってたのよ!!」


彼女は私が戦闘マンの姿のときは[戦闘マン様]と呼び


私が人型のときには[壱ちゃん]


と区別して呼ぶ


実に器用だなと私は感じる


『これ、私の部下がみっちゃんのために焼いてくれたんです。』


「わーっ!!おいしそうなチョコレートケーキ!!」


『彼の作るお菓子は絶品ですから。』


にっこりと微笑みそのケーキの箱をみっちゃんに渡す

壱の微笑みをみてふらりと倒れそうになるのをさらに彼女が優しく支えてやると今にも湯気が噴出しそうなくらい顔を真っ赤にさせた


『これは私からのプレゼントです。』


みっちゃんを起こし彼女の首に手を回しそっとプレゼントを渡す


『あなたに似合うと思いまして。』


彼女の胸元に光る星の形のネックレスはきっと彼女の宝物となるだろう

今日の主役であるみっちゃんにプレゼントを渡した私は洋一たちのいるところへ向かった

すると洋一は両目に涙をためながら肩を震わせていた






























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