03/29の日記

13:45
愛する意味
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メイン横やまきみたか




あぁまた今日も一日が始まる
登った朝日を見つめて
深呼吸を一つ。

寝起きの覚醒しきれてない頭のまま
通学路をゆっくり歩いた


少し先に見えた後ろ姿
ゆるくウエーブのかかった髪
紺色のブレザー


あぁアイツか。
そう思った時、
目の前のアイツが振り返って
そのまま俺の元に素早く近寄ると
俺の右手を掴み
片膝をつき、
瞳を輝かせて笑った


「愛してるぞきみたか!!今日も素晴らしく美しく輝いているな!寝起きの顔も素敵すぎて私は今日も幸せだ!さすが私の愛するきみたか!!まさに地球六十億年の奇跡だな!
おはよう!!!」

「前置きが長いわっ!!」

朝のあいさつの前にどんだけ喋ってんねん!

朝一発目のコイツのこれは
どうしてもやめられないらしく
俺のツッコミも毎朝のこと。


「そうか?
それにしても今日もツッコミが神がかってるなきみたか。神はきみたかにいくつも才を与えてるとはいえきみたかが神なのではないかと疑いたくなるような輝きだぞ!!いや既にきみたかは私の神であり天使なのだがな!!」


満面の笑みで返してきたコイツに
もうツッコむ気力も湧いてこない



「もうええから、はよ学校いくで」

「よしきた!今日もきみたかに害をなすものから私が命をかけてわもr」

「はいはい、ええから行くで」




ーーー

ヨコを愛してるヒロインと
ちょっとヘタレなヨコの話。
ヒロインはヨコ命。
ヨコに害をなす全てのものから守るのが自分の生きている意味だと思っている
そんなヒロインにちょっと呆れぎみだけど突き放したりはしないヨコ

基本ギャグかな?

ヒロインはヨコしか見ないしヨコしか愛していないのに
何故か周りに好かれるというタイプ。
周りに誰がいようとヨコに呆れられようとストレートに愛を叫ぶので
女の子たちは尊敬の眼差しでヒロインを見ている
あまりに男らしく真っ直ぐにヨコ守ってみせると断言するので
女の子たちの中にヒロインのファンがいるほど。密かにに男のファンもいるとかいないとか
ヒロイン顔は悪くないので男子はヨコを羨ましがっている

そんな中でひょんな事から一つ年下の大倉と錦戸がヒロインに惚れる
しかしヒロインヨコしか見えてないので大倉と錦戸のアプローチにまったく気付かず
ましてや大倉と錦戸もヨコが好きなんだと勘違いする
よし同盟を組もうじゃないか!きみたかを愛してるものが増えるのは嬉しい!なヒロイン
項垂れる大倉と錦戸。

なんだかんだでヒロインが自分の隣にいないと落ち着かないヨコ
もしかしてヒロインが好き?
いやいやちゃうわ!そんなわけないやろ!なヨコ
自分の気持ちを必死に否定する
そこにつけこむ大倉と錦戸



そんな話。書きたい。

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