小説■第六巻■
□俺の弟がこんなに可愛いわけがない
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『ひっ…ぁああ//はぁ…はぁ…ヤメテ…も…限界//』
孝介が極上のイキ顔で上気した頬を赤く染め、肩で息をしている。
『あ〜あ…俺のベッド汚しやがって…』
俺はそんな快楽に耽った孝介をなじった。
孝介の飛び散った先汁が俺の布団や枕まで汚したのだ。
『ぁぁあん…んっふぅ//んぁあ//』
ちょ…
孝介が狂ってる。
『おい…お前、大丈夫かよ…』
思わず心配になった俺は孝介に聞く。
だけど孝介は恍惚の表情を浮かべながら潮吹きの余韻に浸っていた。
その扇情的な顔に俺は思わずドキリとしてしまった。
『…キモチィ//すっご…キモチ//あぁあ///…はぁ…はぁ…んっ//』
肩で息をしながら念仏のようにそう呟く孝介。
これは…鬼畜心をくすぐるだろ?
『孝介…ローション塗っただけで潮吹くとかどんだけ淫乱なんだよ。』
俺はわざと冷酷な口調でそう言い放つと孝介は涙目で俺を見上げながら
『お兄ぃちゃん///も…らめぇ。。。』
などと呂律の回らない口調で呟いた。
お兄ぃちゃん?
お兄ぃちゃんだと?
こいつ…いつもは『兄貴』とか『おい』とか呼ぶクセに『お兄ぃちゃん』て!!
おっっ…ぉ俺の弟がこんなに可愛いわけがない!!!
まずい。
まずいだろこれ。
俺の理性が吹っ飛びそうだ。
弟に欲情するとかどんだけ変態だよ俺。
いや違う。
これは俺のせいじゃない。
孝介がこんなんだからイケナイんだぁぁぁあ!!
『だったら…こんなの使ったらどうなるんだ?え?孝介!』
俺は引き出しの奥に隠すようにしまってあったチンコの形をしたバイブを取り出した。
いつもは女とヤる時に使う代物だ。
こいつを…
孝介のケツに突っ込んだら…
こいつ狂っちまうんじゃね?
『あ/////あ///あ///』
バイブを孝介に見せ付けると、こいつは目を見開きながらぎしぎしと逃げようとする。
だが手錠につながれている孝介は当然逃げることが出来ない。
いや
こいつは逃げる素振りを見せながら明らかに物欲しそうな目で見つめてくるんだ。
ガチで淫乱なヤツ。
これが俺の弟ってんだから困りもだ。
俺は一瞬ふっと笑った。
どうして笑えたのかは分からない。
『さぁ…お望み通りにぶち込んでやんよ。』
俺はバイブにローションを垂らして滑りをよくすると、孝介のケツにそれを突っ込んだ。
『!!!ぁっっっぁぁああああ///あぁぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁああ!!!』
『うおっっ!!ずぶずぶ挿入ってく!!すっげ!!!』
なんということでしょう。
まだ指入れすらしてない孝介の穴。
全然ほぐれてないはずなのに、こいつは巨大なバイブをずぶずぶと受け入れていく。
こいつ…いったいどんだけの男にケツにぶち込まれてんの?
恐ろしいぜまったくよぉ!
『あっっあっ//ダメ!!お兄ぃちゃん///当たるっぁっぁあぅわっぁあ!ダメダメダメダメダメ!!』
孝介が狂ったようによがり悶える。
『ダメ?ダメじゃね〜よ!「イイ」だろ?そんな顔して感じといて何取り繕ってんだよ!』
俺は孝介の耳元で意地悪く囁く。
『ダメぇえあぁぁあ!!そんなに激しくしないっっうわぁああ!』
頭を振り乱して狂う孝介。
だけどどんなに拒絶の言葉を並べようと、もう俺は疑うことはない。
こ い つ は こ れ を 欲 し が っ て い る 。
そして俺は恐ろしいことを思いついてしまった。
バイブじゃなくて…生のチンコを挿入れたらいったいどうなるのだろうか…と。