七色の軌跡
□プロローグ―始まりの調べ―
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先ほどのギルドとは打って変わり、一軒家を多少大きくしたような
ギルドにしてはとても小さい建物
外見は黒塗りの建物で、入り口の横には“Ark”と書いてある看板が置いてある
“少数制ギルドArk(アーク)”このギルドの名前であり、この物語の中心となるギルドである
通常のギルドは、先ほどのギルドのように大きな建物で、大所帯の人数
少なくても100人程、多いギルドでは500人ものメンバーを有するギルドもあるが
このギルドは10人以下ととても少ないメンバーで構成されている。
そしてギルドにはランクが存在しA〜Jまでの10段階存在しこのギルドのランクはCと上の方のランクになる。
中をのぞくと先ほどのギルドのような、テーブルや椅子などはなく
部屋の中央にガラステーブル一台と向かい合わせの状態で、椅子が二脚おいてある
周りには本棚や、ソファ、食器棚にキッチン、生活感あふれる、もはや普通の一軒家とさほど変わらない作りになっている。
そんなギルドに………
「すみませ〜ん、おじゃまします…」
一人の女性がギルドに入ってきた。
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