短篇1非現実的長篇

「僕は、君が好きだ。」

教科書を開いて音読する時は、こんなにも簡単に愛の言葉を口に出せるのに、閉じてしまえば言えなくなる。

いっそ、本でも書いてしまえば良いのだろうか。

そんな馬鹿なことを考えながら、隣の席でぐーすか眠る彼女を見つめていた

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