短編
□必要最低限
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「この屑が!!易々とあいつを信用するなといつも言ってるだろうが!!」
「…うぅ…ごめん…アッシュ…でも」
最近真夜中にあいつがレプリカの部屋に行ってるのは知っている
あいつの事だ
大方レプリカが一人じゃ寝付けないってのを口実に色々ヤッているのは目に見えてる
勿論俺は何度も止めているがな
それなのにこいつときたら
俺の忠告も聴かず毎晩毎晩ヤツの好きなようにされて…
いい加減堪忍袋も爆発寸前だ(既に爆発)
「アッシュ…!でも俺酷い事とかは全然されてねーしほら!不眠症で付いてたクマもこの通り…綺麗にとれてるだろ?」
「…………うるさいんだよこの劣化屑!!」
無理して平気を装うルークに対しアッシュは犬のように吠えて、華奢なルークの肩を掴むとベッド上に無理矢理押し倒した
「あ、アッシュ…!!?」
状況を察したルークは目を丸くして自分を跨ぐ人物を見上げる
「一体お前が誰のモノなのか…今からお前の身体に教え込んでやる…!!」
「やッ…アッシュ!!やだ…ごめん…!」
もう駄目だと思いながらルークは今出来る精一杯の抵抗を試しみた
けど圧倒的な力の差で虚しくもそれは無意味になった
(駄目だ…!!怖い……誰か…誰でも良いから助けて!!!)
ルークの心の叫びに答えるようにやってきた人物は