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□だんご(山+沖)
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「──…って事なんでさァ」
「前置き長いです。俺の出番ないかと思いましたよ」
「いくら近藤さんでもアレは頂けねぇや」
「あれ?スルーですか?」
屯所の屋根で空を眺める二人
もちろん今は勤務時間。揃ってサボりに徹している
沖田は何時もの事なのだが、今回は注意する側の山崎も一緒だ
「ハァ…副長も酷いんですよ、俺は体の事を思ってキュー〇ーハーフのマヨ買ってきたんですよ。それもわざわざバレないようラベルまで変えたってのに…」
そう言う山崎はボロボロ。鬼にやられたのは想像するに容易い
「何だってんだ。あーぁ、もうやる気起きねーや。バナナ味美味かったのかねィ」
「全くですね、もう良いんじゃないですか今日くらい、……って は?バナナ味?」
「バナナ味」
「…………。」
「…………。」
「団子ですよね?」
「当たり前でさァ」
「……美味かったんじゃないですか…?ゴリラだし」
「ッ近藤さんのゴリラァァァァアア!!!!!!!!」
立ち上がり叫ぶ沖田に山崎も続く
「土方さんの鬼ィィィィイイ!!!!!!!!」
「いい歳こいてストーカーはやめなせェー!!」
「本当ですよ!捕まるぞ!!ッマヨヤニー!肺癌で死ぬぞぉお!!」
「土方は肺癌で死んじまえー!!!近藤さん枕からオッサンの匂いぃぃいー!!」
「死なれたら困りますー!!!ヘタレトッシー!フィギアのパシリに使うなー!!」
「「……………」」
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