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□ゴーストハント
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久々の小野の作品です。
私は元々小野不由美さんの十二国記ファンで、ゴーストハントという本があることは知っていたのですが(漫画の原作でしたよね)、どうせなら小説として読みたいと思っていただけに、このリライトは凄くうれしく飛びついちゃいました(笑)

前置きが長くてすみません……

この物語は、タイトルの通り怪奇現象や幽霊などのものを解決していく霊能力者たちの物語です。

一巻のあらすじですが、主人公・麻衣の通う高校には取り壊すと祟りにあうといわれる旧校舎がありました。そのため、その校舎に有名な霊能力者たちが集められ、調査することに……。
たまたま麻衣は、調査に来ていたゴーストハンター・渋谷(通称ナルシスとのナル)と出会い、手伝いをするはめになります。
そして、旧校舎の怪奇現象に巻き込まれていくのでした。

と言う感じです。
一巻はそれほど怖さはないですが、二巻からは怖くて仕方ありませんでした(・・;)
特に三巻……帯に「大幅なリライトによって、謎と恐怖が、さらに濃厚に!」と。
夜中、読んでいたら怖くて眠れなくなりそうなぐらいでした。寝るために読んでいるんですが……トイレにも行くのが怖かった……

この物語は、登場人物が魅力的です。ネタばれも含みます。
・明るく普通(?)の女子高生、麻衣。?の意味は巻が進むと明かされていきます。
・若くして一等地に事務所を構える心霊現象の専門家渋谷(通称ナル)。しかも美形だけどつんけんしている。何か、謎がありそうなフラグが……
・ナルにつかえている謎の青年・リン。実は陰陽師だったり。
・ロックを愛する有髪の真言宗のぼーさん。
・今までに一度も活躍したことがない巫女さん。
・人がいいけど色々被害にあうお人よしのエクソシスト。
・日本人形のような容姿に唯一の霊媒ができる霊媒少女。

この濃いメンバーが好きです。
今、全巻購入特典を狙っています(笑)
早く続刊が出てほしいですが、出版する月が楽しみでしかたないです。

リンとナルの謎や、麻衣に目覚めつつある能力が気になります。

それでは、長文ですが読んでくださってありがとうございました。

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