novel『ロックマンエグゼ』vol.2長編
□『追憶の中の君へ』-4
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三人でひとしきり笑った後に、俺は食堂で待っている様に言われた。
炎山はこれから定期検診だけど…
「ライカは?」
「ちょっと借りていく」
…借りていく?どこに?
そう聞くと、炎山は、
「良い子で待ってろよ。熱斗」
と、頭を軽く撫でて、ライカの腕を掴んで建物の中に消えて行った。
「…また子供扱いした」
やっぱ炎山は意地悪だ。
俺は舌打ちをして、宙を蹴った。
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