novel『ロックマンエグゼ』vol.1短編N

□『Aprilfool』
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「って言うか、そもそもそんなコトを信じているのか?」

今回の内容のくだらなさに目眩を覚えながら。
俺は、キョトンとする熱斗を見つめた。

「そんなコトって?」

あ、やっぱり分かってなかったか。
軽く疲労の伴う溜息を、わざとらしく零して見せる。

「迷信」

現在では、都市伝説、と言った方がいいだろうか?

…って言うか(二回目)
気になる点は別にある。

「誰から聞いたんだ?」

心当たりはなくもないが…
そういう、稚拙なコトを言い出す人物について、な。
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