novel『ロックマンエグゼ』vol.1短編N

□『Presentater』
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「で、熱斗くんとライカくん。料理の経験は?」

「…何故、俺には聞かない?」
「炎山様の事はよくよく承知しておりますから」

聞くまでもなく。
炎山が厨房に立つなんて、天変地異が来ても有りはしないだろう。

そんな時間もないだろうし。
過保護な使用人達が居る限りは。

炎山は、そう諭されて。
苦い表情を浮かべて、腕組みなんかして。
むくれている様子で、押し黙ってしまった。
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