novel『ロックマンエグゼ』vol.1短編N

□『Dear,Friend』
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気がつけば、サキの所に来て一週間が瞬く間に過ぎていた。

そこで、気付いたコト。

サキは学校に行かない。
7歳と言ったら、憎きロックマンのオペレーターよりは年下になるだろうが。
小学校に通ってる年齢のハズ。

だけど、”学校”と言う単語は、サキの口からも、サキの家族の口からも、聞いた事はなかった。

通信教育や家庭教師などの、自宅学習をしている訳でもない。

まぁ、それはイロイロあるんだろうから、僕からは触れない事にして。

後、毎日食後と就寝前、大量の薬を飲んでいるコト。

顔色が悪いのは、どこか身体の調子が芳しくないのかも…
とは、思っていた。

でも、サキは、僕の前ではいつもニコニコ笑顔だし。
時には声を上げて大笑いしたり、元気にはしゃいだりもする。

…ちょっと心配プク。
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