novel『ロックマンエグゼ』vol.2長編

□『追憶の中の君へ』-4
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「待っていたよ。炎山くん」

ここは、光博士の研究室。
念の為、人払いもお願いしていたので、部屋の中には博士と俺、ライカの三人だけとなった。

「お忙しいところ申し訳ありません」

「構わないよ」

光博士は、俺とライカに着席を促した。
用意されていた椅子に腰を降ろすと。

「で、話とは?」
光博士の表情が険しくなった。

「昨夕…」

俺は昨日あった事を包み隠さず全て話した。
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