novel『ロックマンエグゼ』vol.1短編N

□『結葉』
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前日から、熱斗はよく居眠りをしていた。

今もそう。
例の如く、IPC副社長室にやって来たかと思ったら。
ソファーに長くなって、ウトウトし始めた。

放っとくのも忍びなく。
俺は、仮眠用のブランケットを取り出して、肩からすっぽりと掛けてやった。

安心した様に眠りこける熱斗の横顔に、多少の違和感を感じながら。
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