novel『ロックマンエグゼ』vol.1短編N

□『君となら』
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ロックマンを追いかけて、ブルースはインターネットシティをさ迷っていた。

無数のナビの群れを見送って。
時には、知り合いのナビ数体とも出会ったが、なかなか情報は得られず。

見当のつくエリアは隈なく探した。
が、一向にロックマンの気配は掴めず。

困り果て。
少々苛ついて、舌打ちする。

残るは、このシティ最果ての地域のみ。

『手間を掛けさせるヤツだ…』

追って来た手前、手ぶらでなんて帰ることは、ブルースのプライドに反する。

ブルースは仕方なく、定めたエリアへと急ぎ飛んだ。

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