ツバサクロニクル

にゃあにゃあにゃあ
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「にゃあ♪」

「…ファイさん?」

「にゃあー♪」

…さっきからずっとかの調子だ、サクラ姫と(また)お酒飲んでて…この状態だ

黒鋼さんは酒に酔ったファイさんが嫌らしく、僕を置いて姫を寝かせに行った




「ファイさーん」

「にゃあ?」

「猫語は止めて下さい…」

「しゃうにゃん」

「小狼、です」

僕と姫との誕生日を祝ってくれたのは嬉しいけど…

「小狼くーん」

「…何ですか?」

「ちうするにゃん♪」

「ちう?」

「ちゅう」

「えええ!!」

「お誕生日にゃん、だからプレゼントにゃん☆」



ファイさんが僕の身体に覆い被さった

息がお酒臭い…

「おめでとう小狼くん」

「え…」

さっき…明らかに…

考えてる暇もなく僕はファイさんにキスされた、…唇に


「………っ///」

「大丈夫だよ、これはキスにカウントされないからー」

にへーと笑うファイさん

「酔って…ないんですか」

「…少し、ね」






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