ツバサクロニクル
□にゃあにゃあにゃあ
1ページ/2ページ
「にゃあ♪」
「…ファイさん?」
「にゃあー♪」
…さっきからずっとかの調子だ、サクラ姫と(また)お酒飲んでて…この状態だ
黒鋼さんは酒に酔ったファイさんが嫌らしく、僕を置いて姫を寝かせに行った
「ファイさーん」
「にゃあ?」
「猫語は止めて下さい…」
「しゃうにゃん」
「小狼、です」
僕と姫との誕生日を祝ってくれたのは嬉しいけど…
「小狼くーん」
「…何ですか?」
「ちうするにゃん♪」
「ちう?」
「ちゅう」
「えええ!!」
「お誕生日にゃん、だからプレゼントにゃん☆」
ファイさんが僕の身体に覆い被さった
息がお酒臭い…
「おめでとう小狼くん」
「え…」
さっき…明らかに…
考えてる暇もなく僕はファイさんにキスされた、…唇に
「………っ///」
「大丈夫だよ、これはキスにカウントされないからー」
にへーと笑うファイさん
「酔って…ないんですか」
「…少し、ね」