DEATH NOTE

勝敗の行方
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「月くん、オセロをしませんか?」

「…オセロ?いきなりどうしたんだ」

「暇なので」

仕事中だろ、とツッコミを入れようとしたが竜崎がすごくやりたそうな目で見てくるで仕方なくオセロをする事にした


「ありがとうございます月くん、貴方ならやってくれると思いましたよ」

「あ…そう」

「では、オセロの石は私が白で月くんは…黒です」


「キラ…、だから?」

「…それもあるかも知れませんね」

軽くあしらわれた





「では、勝負しましょうか」


僕たちの目の前には白と黒の石がそれぞれ2つずつ置いてある


「手加減はしないからね」

「私もですよ」






────────





………竜崎に気付かれないように小さく舌打ちをする
明らかに今の状況では竜崎の白い石の方が圧倒的に多い
コイツを甘く見ていた僕がバカだった…


「どうしました月くん、素直に負けを認めますか?」

「いや、まだこっちには秘策があるんだ」

僕がコトッと黒の石を置くと少し竜崎の目が大きくなった


「やりますね、月くん」

「どうも」
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