DEATH NOTE
□二度目の別れ
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竜崎が死んでから…もう何日経ったんだろう
月くんはLとワタリとしての仕事をこなしていて局長や模木さん、戻って来た相沢さんと新しく伊出さんも…
僕はまたあの時と同じようにみんなの足を引っ張ってるのかも知れない…、そんな不安が募って
今、一人部屋に閉じこもってる
目の前には竜崎が生きていた頃に見ていた資料たち
何か難しい字や言葉が沢山並んでいる
「竜崎はやっぱり凄いなー…」
僕は刑事に向いてないのかなぁ、考えがネガティブになっていく
竜崎…に会いたい
『松田さん、どうして泣いているんですか?』
…え
竜崎の声がしたよーな
「松田さん、そんな所で寝ていたら風邪を引いてしまいますよ」
「……何で」
横で僕の顔を覗き込んだ竜崎が其処にいた
「お久しぶりです、松田さん」
「りゅう…ざき?」
ホントに…
ホントに竜崎が…
「竜崎!!」
思いっきり抱きつこうとしたら僕の身体は竜崎から通り抜けて床に崩れ落ちた
「貴方ならやると思いましたが…本当にやりましたね」
竜崎は軽く苦笑する