DEATH NOTE
□優しい言葉
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「どうかされたんですか松田さん…うつ向いて…何処か具合でも悪いんですか?」
「ほっといて下さい…」
また仕事でミスをしてしまった
小さなミスだったけど…僕にとっては大きな傷
「夜神さんから聞きました、気にする事ないと思いますよ?」
「…知ってるんじゃないですか」
屋上…、風がいつもより強く感じる
「僕…刑事向いてないんですかね」
「そうですね」
「や、やっぱり…」
竜崎からきっぱり言われて更に落ち込んでしまった
励ますとかしてくれると思ったのに…
「しかし松田さんが辞められると困ります」
「人数が足りないからですか?」
「…それもありますがお菓子係がいなくなってしまうのと」
後ろからふわりと竜崎が抱きついてきた
「こんな風に甘えられるのは松田さんしかいないんですよ…
温かい背中ですね」
「……もうそんな…恥ずかしいじゃないですか」
「そうですか?私は平気ですけど
…絶対もう辞めるなんて言わないで下さいね
寂しいですから」
「…はい、ありがとうございます竜崎」
「では、仕事に戻りましょうか」
「はい!」
→おまけ