銀魂
□†欠片拾い
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「新八くーん!!」
「あ、山崎さん遅かったですね」
今日、僕は山崎さんを家に誘って2人でX'masパーティーをする事になっていた
姉上は仕事でいないし銀さんたちは万事屋でX'masを祝うらしい
「良いの?X'masを俺なんかと過ごして」
家の前で突然立ち止まって少し緊張気味に言う山崎さん
「良いんですよ、今日は山崎さんと一緒に過ごしたいから」
大好きな大好きな山崎さんと一緒に…
────────
「ケーキ…作ったんですけど食べますか?」
机の上に昨日作ったケーキを置く
きちんとイチゴも置いてある
「うん食べよう」
「じゃあ…はい」
一口サイズに切ったケーキをフォークで刺して山崎さんに差し出した
「…え?」
「あーん、ってして下さいよー
じゃないとケーキが落ちちゃいますよ」
あ…、山崎さんが口を開く前にケーキは彼の顔と着物の上に落ちた
「…ご、ごめんなさい」
「だ…大丈夫」
前見えないけど、と小さく付け加えた
「ちょっと…横になって貰えますか?支えとくんで
ケーキの欠片を取るだけなんで」
不思議そうな顔をされたが素直に従ってくれた