銀魂
□†路地裏の指名手配犯
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江戸の見回りって意外と大変だ
いつもは2人で1組だけどもしもそのペアを組む相手がサボってたりすると1人で見回りをしなきゃいけない
…つまり今、そんな状況だ
沖田隊長は何処かへ遊びに行ったまま帰って来なかった
"昼までには帰る"って言ってたのに
俺だってミントンしたいのにさ…
「こんなに江戸は平和なのに…見回りなんて意味あんのかな」
そんな事を思ってしまうくらい江戸は平和だった
…天人とか普通に歩いてるけど
「……あれ?」
さっき…、路地裏に入って行った人影
桂小太郎にそっくりだったよーな…
「……………」
攘夷志士に潜入捜査として会ったのが最初だったよなー、確か
俺はその桂似の奴の後を追う事にした
「マジかよ…」
いきなりまかれちゃたよ
早いよ早すぎるだろ
此処は暗くて人通りも無いから絶対にバレないと思ってたけど…少し歩いて角を曲がった途端、桂似の奴はいなくなっていた
戻ろうとしたその時、俺は後ろから口を塞がれた
「……………!!」
『貴様はさっき俺の後を付けてた奴だな?』
この声は…桂か!!