雲雀×骸
□わがまま言わないで
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「骸ー」
「…………」
骸は雲雀の事を無視して黙々と勉強する
「僕暇なんだけど」
「…………」
そんな骸に雲雀もムッとし机を叩く
「僕が遊びに来てるのに放っておくなんてないんじゃない?」
雲雀はじぃーっと骸を見る
骸ははぁ、と溜め息をつき勉強を止めて雲雀を見る
「僕はもうすぐテストなんです。」
「君は頭が良いじゃない」
雲雀の言うとおり骸はいつも学年トップだ
だから今度のテストも平気だろうと思っていた
「雲雀君が学校休めだとか、次の日学校があるのに夜激しくするから腰が痛くて休むことになったり、そのせいで授業が追いついてないんです!」
そう言ってまた勉強を始める骸
それから2時間後
する事が無い雲雀は骸と一緒に勉強していたが、集中力がきれて骸に抱きつきたくて我慢出来ず骸に抱きつく
「ねぇそろそろ休憩しよう?」
「……わかりました」
骸はキッチンへ行き紅茶を持ってくる
「ねぇ骸。休憩がてらにセックスでも「しませんよ」……」
「テストが終わるまでセックスはしませんから」
「何言ってるの!?僕死んじゃうよ!?」
「知りませんよ」
わがまま言わないで下さい、と骸は紅茶を啜りながら興味なさそうに言う
そんな骸に拗ねてしまった雲雀
しかし骸は気に留めず勉強を続ける
それから5時まで勉強し、夕飯の支度をしようとするが雲雀が気になり部屋から出れない
「雲雀君」
「…………」
「恭弥」
ピクッと反応したがまだ拗ねている
仕方ないとはぁ、と溜め息を吐いて雲雀に後ろから抱きつく
「テストが終わったらたくさんセックスしましょう?」
耳元で囁き雲雀は骸を抱きかえす
「テストまで我慢するよ!!」
雲雀は楽しみだなぁ、とどんなプレイをしようか考えていた
そんな雲雀の企みも知らず骸は雲雀の気が済むまで抱きしめていた
fin