【デイダラ】

一瞬の芸術家。

幼少時代から粘土造形を愛し
粘土造形師となったデイダラ。
デイダラが粘土造形を愛するのは
粘土が壊しやすく
一瞬を体感しやすい点にある。
陶器だと焼くのに時間がかかる。
絵なら引き裂かないといけない。
でも粘土なら潰すだけで良い。
だが潰すと醜い姿になるのが
少し気に入らなかった。

作品を作り続けるうちに
更なる高みを求め
禁術を得る。
追っ手を作品で爆発した瞬間
体中に鳥肌がたった。
ただ壊れるだけではなく
爆発する作品。
醜く潰れた粘土とはまったく違う
美しい作品の最後。
あれこそがオイラが求めた一瞬の芸術だ!
高みにたどり着いた気分だった。

しかしその気分は
イタチの写輪眼により
打ち砕かれた。
そのうえ
自分と対極の価値観と思考を持つ
永遠の芸術家サソリと
組まされてしまった。
最初は嫌で仕方なかったが
黒目の時のイタチは天然で良い奴だし
正反対なサソリにはいつしか
恋心を抱いていた。

現代パロでの名前
岡本デイダラ





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