ガングレイヴ(long)

□御披露目
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「じゃあ何て呼べばいいのよ…猫柳さん?」

『猫から離れろ…』

「で、何の用?」

『この間の礼がしたい』

「別にいい」

『筋…通させろ』

「…分かった、でも今は困る」

『…』

「今度パーティーがあって、演奏するから練習してるの…琴と三味線と笛」

『…いつだ』

「もう一週間もなくてやっと練習始めた所」

『…まあ、頑張れや』

「…おう…そっちもな、猫田さん」

『ちげえつってんだろ……九頭だ』

「…は?」

『俺は九頭文治だ』

「……」

『聞いてんのか』





どうしよう





こいつブランドン・ヒートの舎弟だ





『おい、大丈夫か』
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