桜の下には…
□目覚め
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目が覚めるとそこには女が一人いた
「あ、目が覚めたんですね」
そう言って、どこかに行ってしまう
私は体を起こし辺りを見渡した
ここは…どこだ?
そう考えているとさっきの女が数人の男を連れて戻ってきた
中には医者みたいなのもいる
「まだ動いてはいけない」
と言って私の横に来て肩を掴み布団に押し戻した
その間に女は出て行き周りは男だらけ
「お前、名前は」
長髪の男が聞くが
「なぜ」
と私が言うとイラついたみたいで茶髪の男が
「君、あそこで何してたの?」
と聞いてきたが
「私…なぜ生きてるの?」
「僕の話し聞いてる?」
「何で、足は動かないの」
「骨が折れている」
「あなたたち、誰」