小説

□記憶を戻して
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今の私は嫌いか?エレフ…。








「っ!!!」
アメティストスからの言葉を聴いた瞬間、走りだした。


病室の扉を開け走り出す。

病室の中にはアメティストスただ一人。


「待ってくれ!」




待つ訳がないだろ…なんで…なんで忘れちゃったんだよ…アメティストス…!!




今のアメティストスには記憶がない…そう…僕の記憶だけ…



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次の日ミーシャがお見舞いにくる。



「え…?」

驚いた顔そして素っ頓狂な声を出してしまう

「今…私の中でエレフは…名前と姿だけしか…記憶がない…。それを言ったらな…逃げてしまった…」

悲しそうな顔だ…凄く、凄く悲しそうな顔をしている…
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