Landreaall

□ランドリ妄想小説!
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それぞれの戦いが終わって、DXが一度学園に戻った時。
中庭でDXがフィルを見つけ、駆け寄る「フィル!大丈夫だった?イオンの話しだと全然わからないから、皆から話聞いたよ。大活躍だったらしいね」
「大活躍って、誰がんなことを・・・まぁいいけど。久しぶり。リド、ちゃんと連れかえってきたんだって?頑張ったじゃん」
「それより怪我!結構ひどい。。。」DXが顔を歪める。「お前ほどじゃねーよ。かなり無理したろ」いつものしてやったりな顔でフィルが応える。「リドのお兄さんが強くてさ、全然敵わなかった」「DXでもか」ちょっと驚いた顔をするフィルにDXは苦笑した。「俺の敵わないやつなんていっぱいいるさ」
フィルは少なくとも俺はお前にゃ敵わねぇよ。と胸中で呟く。「心配したけど、元気そうでよかった。フィル結構無茶するから」
「お前に言われたくねーって」フィルが呆れる。
「傷みせて?」DXが真面目な顔をする。フィルは少し警戒して、結局脱力して「ここじゃいやだ」と力無く呟いた。

人気のない、半地下の空き教室に移動して、「心配した」DXがぽつりとこぼす。「さっきも聞いた」「体もだけど、他の奴から評価上がってるし」「はぁ?俺の評価上がってなんでDXが心配するんだよ」「わからない?」微笑む。
「いや、やっぱいいわ。」ぞわっとしながら応える。「フィルはさイオンが好きなんだっけ?」「お、お前そういうことサラっと聞くなよ」顔を赤くしてフィルが応える。
それを見てムッとして、唐突にDXは切り出す。「俺はフィルが好きだ。」まっすぐしたスミレ色の瞳に射ぬかれ、ビクッとする。「はぁぁ?俺男だぜ。なんの冗談だよ。」軽く流そうとするフィル。「冗談じゃないよ。会ったとき、一目で好きになった」真面目なDXの目が反らせなくて「なんじゃ、そら。」と視線をずらそうとする。
そのまま距離を詰めて、フィルを抱きしめる。「こんな細いのに」「わ、ばかD、DXお前、ななにを」顔を真っ赤にして、ばたつく。そんなフィルをみてかわいいって思う。
抱きしめたフィルの躯は想像していたよりずっと細くて白い。顔がすぐ真っ赤になるわけだよなぁと胸中で納得する。だけど、今はあちこち傷だらけだ。痛々しい。掻きむしった跡の残る耳をぺろりと舐める。「ひ」と小さくフィルが声をあげる。耳まで真っ赤だ。
「や、止めろ」「やだ」
一旦フィルに触れてしまえば、止まるわけがない。怯えきって小さくなっている唇にキスをする。「んん、んー」
かわいい。抵抗しようと腕を伸ばそうとしている。その腕を二本まとめて、片手で捕らえ、壁に押し付ける。やばい、視覚にくる、「抑え切れないかも」ぽそっと呟く。あいた片手でフィルのシャツのボタンを外してゆく。痩せてる躯で鎖骨が目につく。軽くキスを落とし、舌を沿わせる。「っん」小さく吐息が漏れる。「感じる?」「あほ、聞くなっ」「まだ余裕があるね」にっこり笑う。
徐々に舌を下にそらしていく。「ん、んっ」胸の先端まで来て、片方を手で摘んで、片方を舌で舐める。フィルの躯がびくびくと跳ねる。魚みたいに。
片手を胸から腹部、さらにその下へと滑らす。「やっ、ばか、やめ、ぁ」

緩く立ち上がっているフィルを掴んで軽く上下させる。「やっ、だ、やめろDXっ」力が入らないだろう足を壁に押し付けて激しく擦る。「やっぁぁ」絶頂が近いのだろう、目が潤い、顔が上気して壮絶に色っぽい。
苦しそうな表情をもっとみたくなって、さらに激しくした。「ぁあぁぁっ」我慢できなくなってフィルが白濁を吐き出した。「ふぁ、はぁっ、はっ」「気持ちよかった?」「ぅうるさ」男に扱かれていったなんて恥ずかしすぎる!
恥ずかしがるフィルを横目にDXはフィルを再び抱き寄せた。
「俺の本気伝わった?」耳元で囁く。
「わかったから、あんまり無茶させんな」脱力するフィル。
「これからだよ」って言葉は言葉にせずDXはにっこり笑った。
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