Orphan

□いつもの日常
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いつもの昼下がり

彼が起きてくる時間

また私はここに来ている

ランチも兼ねて

いつもこの時間なのは

もうこの時間にお腹がすくようになってるから・・・



なんて

この時間に通いつづけていることを言い訳しようとして誰に対してでもないけど墓穴を掘ってしまった気分になる

だってひとりでのご飯って食べた気しないし

また言い訳する

オーフェンに問われたくない


お前なんでいっつもこの時間に来てるんだ

とか言われたら答えに詰まってしまうから・・

そりゃそうよね


ご飯おいしそうに一人で食べてたらそう思う

ひもじい彼の前で

だから嫌がらせのために来てるなんて勘繰られて

当たり前なのよ


会いに来てるなんて


絶っ対言えないけど


勘違いはやめてほしかった


だから彼が本当に本当に

倒れそうな時はちょこっとだけご飯をあげることにしている


見透かされてなきゃいいけど


この気持ちはそんなに簡単ではない


なんて考えてたら


ドアの音と靴の音がした


オーフェンだ


なるべく普通に振る舞うように心の準備をして


降りてきたオーフェンに言う

「今日の海老ピラフは絶品ね!」

このあと力付くで奪われるのを覚悟して

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