マクロスF小説

□子供扱いはイヤ!
1ページ/111ページ





「……何でなのよ……」


グレイスに勧められ、渡されたジュースを飲んだ。そうしたらとんでもない事になってしまった。




「ごめんなさいね、シェリル。どうしても試したかったのよ。」


「だからって許可もなく私で試さないでよ。いくらグレイスでも許せる事と許せない事があるわ。」



いつまでもブツブツ文句を言ってもしょうがない。だけど、つい言わさってしまう。




「でも、これからどうしましょう?急いで元に戻す薬作るけど、私はそれにかかりきりになっちゃうから貴女を構えないし……」


「……アルトを頼ってみるわ。アイツならちゃんと受けとめてくれそう。」



誰を頼るかを考えて、一番始めに浮かんだのが彼だった。




彼は薬により小さくなった私を見ても引かないはず。そう思いたかった。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ