よろず小説Ⅲ
□僕は真実の君を愛してる。
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君は真実の僕を認めてくれた。受け入れてくれた。君こそ優しい人。僕が君を受け入れきれてるかはまだよくわからないけど、ちゃんと受け入れたい。勿論認めたい。
《勝手にイメージ持たれて決めつけられるのは嫌だな。》
「だよね。彼女は公人みたいなものだから尚更勝手なイメージ持たれてるから困るよ。」
定期的に通信を繋いで会話してるアスランにキラは愚痴をこぼす。彼の大事な存在も公人だから多分きっと同じような悩みがあるはず。
《万人に自分自身を認めてもらうって難しいよな。》
「それはわかってるけどさ、どうにかしたいよ……」
少しでも彼女が住みやすく過ごしやすくなれるようにしたい。以前彼女が僕にそんな場所を与えてくれたように。
《今は話聞く位しか出来ないが、俺に何か出来る事があるなら言ってくれ。お前達のために何かしたい。きっとカガリもそう思ってるはずだ。》
「ありがとう。その時はよろしくね。」
彼女や僕の真実をわかってくれてる人が少なからず居る。それを知っていられるのは本当に心強い。
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