11/15の日記

04:47
マジシン
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突発的な思いつき
意味が分かりますん(汗)
長い間書かなかったせいで2人の口調があやふやに…

それでも大丈夫な方、どうぞ――

















息子が遥か彼方へと遠征に向かって1ヶ月

全く連絡がない、電通も電話もメールさえ一度も来ないのだ

何かあったのだろうか?

いや前の遠征で3ヶ月全く連絡が無いときもあったが…

あの時は秘書たちから極秘に連絡を寄越すように言っていたためあまり心配はしなかった。

しかし今回に限って何故彼等も息子たちも連絡をくれないのだろうか――



私は毎日シンちゃんの寝ぼけた顔を見なくちゃ仕事に身が入らない
(毎朝お前の顔を見て私を見てくれないと、不安で仕方がない)

挨拶をかわさなくちゃ脳が動き出さない
(声を聞いて言葉をかわす、ちゃんと返事をしてくれるから愛されていると実感出来る)

真剣なお前の横顔を眺めるのが隠居してからの日課だというのに
(いろんな表情が見られるだけで幸せになれる、ささやかで小さな発見が新鮮で楽しい)



早く帰ってきて
早く帰ってきて私を安心させてくれ

見捨てられた、なんて頭によぎらせたくない
だから早く帰ってきて愛を確かめさせてよ


シンタロー、愛しているよ












「親父、この手紙は嫌がらせが?」

『え?なんのこと?』

「しかも意味不明だ、理解出来ない…ってかあん時ティラミスたちに連絡させてやがったのか、どうりで親父が五月蝿く連絡してこねぇ訳だ」

『あ、もしかして寂しかった?』

「んな訳ねぇだろ、黙れ……あと手紙だけじゃ物足りないからってICレコーダーとか同封してくんじゃねぇよ!!」

あれこれ言っても、あれこれと言い返されてしまいシンタローからは溜め息しか出てこない。

もう駄目だ、この親父に何を言ってもきりがない

そんな考えに達したシンタローは諦めてしまい怒鳴るのを止め「とにかくッ」と続けて。

「コレからはこまめに…は出来ねぇけど連絡は(多分)ちゃんとするから何も送ってくるな」

『えぇ〜、私からしちゃ駄目なのかい?』

「駄目だ」

『どうしても?』

「どうしてもッ」

『駄目かな?』

「だ・め・だッ!!!」

『……(守る気は無いけど)わかったよ、次からはシンちゃんからの連絡を待ってるから』

ようやく携帯の電源を切ったシンタローは眠りにつくまで溜め息しか出ませんでしたとさ。



ちゃんちゃん♪

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