09/03の日記

16:11
何処かで聞いた話
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この想い君に届け
言の葉に込めて乗せて
君に伝えたいよ
この唄に想いを乗せて



なのに、君は僕の手を振り払う
僕は驚いて動けなくなって
君は泣きそうだ

『…ゴメンね』

次は君が驚いて僕を見る
僕は苦く微笑んで

『……さよなら』

僕は消えた方がよさはそうだ
君に背を向け後悔しないように振り返らない

なのに、どうして君は涙を流すの?
何故、振り払った手を掴んでいるの?

せっかく去ろうとしたのに
せっかく君を諦める覚悟を決めたのに

君は泣かなくてもよくなるのに
僕はもう君の泣き顔を見たくないのに

「嫌だよ……消えないで…」

腕を回して抱き締められる
力強く、でも体を震わせながら
君は僕の背に飛び込んできて

僕は君と同じ顔になった

「ありがとう、愛しい人――」

答えて下さい

僕はまた君の隣に居てもイイのですか?
僕を愛してくれますか?


言の葉に込めた想い

『永遠にアナタを愛することを、誓います』








いつか、誰からか聞いた話。


end

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