台風一家

□Dスパルタてんちょ
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一家は華やいでいた。
それというのも、遠い地に預けてきたはずの二人の娘が会いに来て家族が揃ったからである。


しかし生活するためには、働かなくては。
妹たちにお留守番を任せて父、母、てんちょは旅立つ。

「パパ、ママ。今日はいろんなとこに連れていってあげる。この前の池に行ってみようか?」

「行こう!」

「行く!」

即答する父母。

てんちょに案内されて、分厚いゴテゴテしたローブの黎明の男(?)に話し掛け手続きを行う。


そしてやってきました…
問題の池のほとり。

妖しく澄んだ紅い水をとうとうとたたえた《池》
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