REBORN!

□体育祭
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Epsode 1

「なんかこのごろ平和だよね…
前はいろいろあったけど今はもう終わったことだし…なんか運動不足、かな?ハハ」
「……僕と毎晩のように運動してるじゃないか」
 Σわっ!!雲雀さん!
 どこからともなく俺の背後に立った雲雀さんは まだ運動不足だった?と瞳の色を強くしながら耳元で呟く。
「ッや!そーいう意味じゃないですっ!!」
「なんなら今、咬み殺してあげようか。っつん……ククッ、そんな恐がらなくてもみんなの前ではしないっていったよね。
………なんだいその顔は」
 むぎゅっ
「だっ!」
 俺は知らない内に百面相をしていたらしく雲雀さんは俺の頬をつねてその反応を不服そうにみるとこう言う。
「ふん。大丈夫じゃない?もうすぐ体育祭もあることだし。僕的にはあんなに人が群れてすぐにでも中止にしてもらいたかったけど、キミがやりたいんだったらそうもいかなくなったね…あーめんどくさい」
風紀にも雑用が回ってくるしね、と腕章を右手で愛おしそうに撫でる。
そんな仕草に知らずと瞳が吸い寄せられるのは何故だろう。
時々、一瞬だけど、あんな顔をする雲雀さんをみちゃうとなんてゆーか切なくなるんだよなー。
あの腕章はいつでも雲雀さんと一緒だ。何年の付き合いなんだろ。
 と、雲雀さんの口から去り際にこんな言葉がでてくる。
 腕章の風紀という文字をきれいな指でなぞりながら。


「そうそう、キミも体育祭風紀委員に推薦しといたから。」


………タイイクサイフウキイイン

フウキイイン

て、
「風紀!?」

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