行き当たりラジオ短編

□自由2
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試運転=行き当たりBAR=




己の人生を見つめる場所・様々な出会いが生まれる場所・落ち着ける大人の遊戯場、BAR・・・。関西某所、そんな神聖な空間に挑む二人の若者がいた。


 ムーディーな音楽、響くグラスの小さな音。カウンターにはビシッと決めた店員が二人。その前にはまた雰囲気の良い客が一人・・・。さてさて、今日はどんな出会いがあるのやら・・・・。







響「本日、試運転をさせていただきます。BAR IKIATARI・・・店員の響市と申します。」


有「マスターの有親です。」


平「常連の平川大助です。」


響「まぁ・・・試運転なんですけども。」


有「緊張するね。普段に無い感じだからかな。」


平「あぁ〜・・・慣れてない雰囲気って緊張するよね。」


響「そうなんですよね。俺なんてこんな空間には無縁な人間なのに。」


有「そんなん言うなら私だってそうだよぉ〜!」


平「俺も苦手〜!」


有響「嘘つけぇ!!」


有「兄さんが一番ムーディーだわ!!」



響「そうだそうだ!!」

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