行き当たりラジオ

□第10回
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響「あ。なんか飲みます?」ガチャガチャ


有「せめて静かにコップ出しなさいよw」


小野「水で。」


響「え?水割り?しかたないなぁ〜。」バタン!!ガチャ・・・カランカラン・・・



小野「NO!!水割り、ダメ!絶対!!」



響「公共広告機構です。」



有「AC〜♪」


響「はい。天然水スパークリングのレモン味。」


有「・・・ただの水じゃなくて、あえて炭酸含んでるのが悪戯に思えてしゃーないわ。」


小野「ラジオ中に炭酸とか・・・げっぷ狙いしにしか思えん。」


有響「良い声w」



響「そういや小野さん。某声優さんから、たれ込みがありましたぜ。」



小野「えー!?」



有「何何?ってか誰から?」



響「名前出したら私が君の前から戸籍ごと消えないといけなくなるから許して。」


有小「や。マジで誰だよ。」


響「小野さん、この前買い物行ったら小さい子に「また連絡するねw」って笑顔で手を振られたそうですね。そこんとこどうなんでしか?」


小野「何故アブマドチョイス?まぁ・・・はい。真実ですが何か?」



有「え?小野さんロリだったんですね。」


響「あれですね。ハンサム返上ですね。」


小野「なんで!?」


響「え。対処的にはどうしたんですか?」


小野「普通に手を振り返した。ただ、回りの冷たい視線を俺は忘れない。」


響「いやぁー・・・そんな趣味が。」



小野「いや可愛いお嬢さんだったけど俺、ロリ属性ねーから!!」


有「偏見ないから大丈夫だけど。」


小野「15年経ったら連絡してって思った。」



響「三十路過ぎたあたりから、男は旬らしいからね・・・。」



有「その子の親御さんに「あの時の君か・・・」って言われるんだな。」



響「一発殴らせて下さいって言われたら連絡ください。写真か動画撮りに行くから。」


有「鬼w」


響「はい。鬼です。」


有「こいつw」


小野「あの・・・まず証拠残さないで。」


響「・・・は?そんなヘマしませんよ?」


小野「ごめん。言い方を変えよう。・・・撮るな。」



響「おふっw」



小野「そしてそんな未来は無い!!」



有「因みにその撮るなは命令ですか?お願いですか?」



小野「え?そこ?」


有「や。そこは密かにうちの響市には重要ですから。」


小野「因みに撮るような行動しないからお願いしない。」



響「ちぇ」



有「石を蹴るなwどこから持ってきたの。ポイしてきなさいw」



小野「シャッターチャンスなんか無いんだ響市!!」



響「なんだって!?」



有小「真剣か。」



響「模造です。」



小野「いや。刀剣とかそういう話じゃない。」



響「!!華麗な突っ込みすぎて、もう後どうでもいい!!」



有「仕事しろ。」



響「・・・・。」



有「ごめん。私が言えた義理じゃなかった。」



響「気にするな。互いに言える事だ。」



小野「言えたらまずいだろw」








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