恋文

□7) 初デート
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勇気を出して良かった 
想い続けていて良かった   

キミに出会えて本当に良かった 


そして幸せな日々が始まる 


[初デート]

初めて作った手作りのお弁当。お互いに弁当を作って交換する約束だった。 

初めての挑戦だったから朝5時前に起きて調理開始。この判断は大正解 調理に3時間以上かかって待ち合わせの時刻ギリギリだった。初デート、初遅刻なんて有り得ない 
その日は長崎、富川渓谷にピクニックの予定。 
初めて向かい合うので緊張しまくり、相当ギクシャクしていた僕。 
それに対してキミはとっても落ち着いているように見えた。 

あ…… あれ? 

後から聞いた話、これでもかなり緊張していたらしい 

うん、今なら分かる。キミは確かに緊張していたね(*´∀`*) 

 
それから徐々に打ち解けていった。キミの穏やかな雰囲気が自然と僕の緊張を和らげてくれたんだ。 

それからその日、目標にしていたことを実行に移す。 

手をつなぐ 

手をつないで良いですか? と、キミに了承も得ていざ実行 

とっても幸せな時間でした。 

ただ真夏だったから手をつないでいると手から汗がじっとりと  
ごめんなさい でも放したくなくてそのままつながせてもらいました 

そしていよいよ弁当交換 

3時間かけての超大作 満足してくれたようで良かった 
しかし量が多過ぎて苦しそうでした またまたごめんなさい  
キミが作ってくれた弁当を食べれて至福の時  

その時アクシデントキミが僕の作ってきた弁当を残り少しのところで地面に落としてしまった 

恐縮しまくって何度も謝るキミ…… 

わざとじゃないことくらい分かりきっているから気にしなくて良いのに 

どう言えばキミが安心するのかな〜 とそればかり考えてたな  
結局大して気の利いたこと言えなかったな 
 
幸せな時間はあっと言う間に過ぎ、富川渓谷の奥まで制覇 
 
さらに目標以上のことを達成 

肩を抱く 

さすがに心臓が保たなくて数秒で自ら離れちゃったけど 勿体ない 

それからキミからプレゼントまで貰えた 
1冊のキミの作ってくれた本 

一生大切にします   

本当に、本当に幸せな時間でした。



 

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