蒼煌水晶
□気付かぬ心
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だから、明確な思いを口に出す。
「俺は…小龍の事が好きだ。お前以外はいらない…」
真面目な眼差しで真っ直ぐ同じ顔を見つめる。
「…す……き…?」
小さく動く口。首を傾げる小龍に項羽は優しく肯定した。
「あぁ。好きだ」
その瞬間、小龍の瞳に映っていた不安や悲しみの色はキレイに拡散し、心内に有ったもやもやが不思議とキレイさっぱりと無くなった。やっぱりそれが不思議らしく小龍は首を傾げる。
「項羽…」
ぎゅっと項羽の学ランを握る小龍が愛しい。
だから、項羽は小龍が気付くまでもう少しだけ優しく待つ事にする。
愛しいからこそ傷つけたくないのだから。
終。
*後記*
…甘ー…。
後半甘ー…?
ごめんなさいー…。
お目汚しでしたー;
ねむー;
眠くて何を打ってるのかよくわからない;(ダメじゃん)