蒼煌水晶
□羽舞
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白き羽は紅き羽へ
紅き羽は黒き羽へ
黒き羽は蒼き羽へ
蒼き羽は白き羽へ…
変貌して行くのは
己の業の深さよ
あぁ…
死して行く時も
鮮やかな光を思わずにいられない
焼き付いた
優しい笑顔
悲痛な泣き顔
全てが愛しい存在だった
憎まれて尚
愛しかった
守りたかった
けど守れなかった
不甲斐ないこの滅び行く躰
どうか
彼の行き着く先に
幸多からん事を…
了。
***
ごめんねuu
思った以上に暗くナタヨuu
兄さん死ぬ瞬間まで弟を思っていただろうに…と。
項羽が小龍を思う心は誰よりも深いと思います。
弟が好きすぎてたまらないお兄ちゃん。
そんな感じでuu