説要集

22件

【一切衆生 (いっさいしゅじょう)】

『この世に生を受けたありとあらゆるもののこと。』

仏教語で、生きとし生けるもの。「一切」はすべての意。「衆生」はこの世のすべての生きもののこと。


【温厚篤実 (おんこうとくじつ)】

『人柄が穏やかでやさしく誠実なこと。』

「温厚」は性格が穏やかで情け深いさま。
「篤実」は人情にあつく誠実なこと。


【霞雅氷刹 (かすみがひせつ)】
龍牙一文字のうちの一本。氷属性をもつ。
霧颯焔斬に対し、《守る刀》であり、比較的軽くて扱いやすい。元々夢主に合わせて作られたもの。心から守りたいと思った時に莫大な力を発揮するが、普段は眠っている。



【桐谷正衛門影家 (きりやしょうえもんかげいえ)】

政影より8つ年上。幼き頃から政影とは主従関係にあり、また彼の良き理解者だった。
伊達でいう小十郎的な位置。
桐生侵攻の際は政影が嫡子、煌矢のお付きとして嫡男と共に先に上杉に行っており、その難を逃れた。
現在では嫡男と共に暴走気味な煌矢を抑える、苦労人のうちの一人。
よく城を留守にする煌矢の代わりに、城主としての仕事をこなしていたりする。
竜之介と朔之助の父。
何だかんだで嫁の梅(弥生)には尻に敷かれているらしい。


【桐生修五郎政影 (きりゅうしゅうごろうまさかげ)】

蒼華の夢主の父。享年32。
第5代目彩雅城(さいがじょう)城主。
夢主が10歳の時に織田軍の奇襲に遭う。民を想い、また夢主達を逃がす為に最期まで城に残り、自刃した。
誰よりも民を想う優しい殿様だったらしい。
青年期はオレ様主義の破天荒な性格で「俺は家督なんか継がない!」が口癖だったとか。
妻を娶ったことで性格は豹変し、比較的穏やかな性格になる。
その後は身内のこと、民のことを何より大切に想い、城主としての役目を全うしようと奔走するようになる。
信玄、謙信、輝宗とは特別な仲だったらしく、よく交流していた。


【志操堅固 (しそうけんご)】

『志を堅く守って変えないこと。』

自分が正しいと信じる思想や主張を堅く守り、簡単には変えないこと。しっかりとした信念を持ち、強い意志で物事を実行していくような人をいう。


【叱咤激励 (しったげきれい)】

『叱り励ますことにより奮い立たせること。』

強く叱ることで励まし、奮起を促すことになる。
「叱」は声を荒らげて叱ること。「咤」はいまいましくて舌打ちをするようす。ともに叱る意。「激励」は文字どおり、激しく励ますこと。


【質実剛健 (しつじつごうけん)】

『飾り気がなく真面目で壮健なこと。』

「質実」は、質素で誠実なこと。「剛健」は、強く健やかであること。かつては質実剛健であることは、男子の理想的姿として、校訓などによく用いられた。


【駿馬 (しゅんめ)】
足の速い馬。良馬。
作品中の蒼華の夢主の愛馬《疾風(はやて)》の事


【純真無垢 (じゅんしんむく)】

『心がまっすぐで汚れのないこと。』

「無垢」は仏教用語で、精神を乱す煩悩や執着がなく、清浄なこと。
「純真」を「純心」と書くのは誤り。


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