短編
□いつも遅刻の5秒前
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授業中
(ふぁー…ねむ…)
私は授業を上の空で受けていた
ふと外を見ると体育の授業だろうか生徒が走っている
(あ、流川くんだ)
少し汗を流しながら走っている流川くん
(かっこいい…)
なかなか無い機会だからじーっと流川くんを眺めていた
すると
流川くんが顔を上げてこっちを見た
(気付かれた!?)
少し目線をずらしてまた見ると流川くんは遠くなっていた
(気付かれたかな…ストーカーだと思われたかな)
私が一人でおろおろしているといつの間にか先生が近くに来ていて怒られてしまった