短編
□特別な星
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「ねぇ星がきれいだよ」
「そうだね」
「私達の空にもこの空と同じくらいの星があるのかな?」
「僕たちの空?」
「うん、私達の心が空だとしたらその空の星は人なのかなって」
「星か…だとしたら僕の空にある七子の星は特別な星だね」
「特別な星?」
「そう、他のどの星よりも輝いていてどこにいても僕を照らしてくれる光を持ってる特別な星」
「じゃあ雨竜も特別な星だね」
「それじゃ僕らの星座は愛のしるしってとこかな?」
「ふふ、そうだね」
夜空にはたくさんの星達
その下には愛し合う二人
互いの空に輝く特別な星
今日も星は一層強い光を放ちながら
互いの空を照らしている
END
→あとがき