短編
□きみのとなり
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「一護」
私は彼の名前を呼んだ
ちなみにここは彼の部屋
休みの日だから遊びに来ていた
「あ?どうした?七子」
少し眉間にしわが寄っている一護の顔
「……………」
「な、なんだよ」
まじまじと見る私
自分の彼氏ながらやっぱりかっこいいななんて思ってしまう
「おい…あんまし見んなよ」
わりと長い時間見ていたみたいで一護は顔を赤くして少し睨んできた
「あ、ごめん」
「どうしたんだよ?」
まだ少し赤い顔で私に問い掛ける一護
「え?かっこいいなって思って…」
「な…!!」
(あ、つい本音を…)