短編

□いつも、いつでも
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「清麿ー!!」




前方を歩いてる清麿に向かって叫ぶ




毎朝、毎朝




清麿はそれに対して




「やめろ!朝から近所迷惑だろ!!」




と、私とさほど変わらない声で叫んでいる




毎朝、毎朝




「おはよー」




「…おはよう、まったく…朝から元気だよな」




そう言って苦笑いする清麿が見たくてこうやって毎朝同じことをする




清麿は、それに気付いてるの?




そんなことを考えながら歩いていると




あっという間に学校に着いていた




「じゃあな」




「ばいばい」




私と清麿は違うクラス




だから行きと帰りくらいしか会えない






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