短編
□鬼ごっこ
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「よぅ！高嶺！」
山中が爽やかに声をかけてきた
「なんだ？」
「お前も今日のアレ、参加するだろ？」
「アレ？」
「知らないのかい？」
岩島が後ろからやってきた
「生徒会主催の鬼ごっこだよ！」
「ああ、毎年やってるっていうアレか！」
「そうだ！しかも今回の優勝賞品はすげぇんだ」
「金山！なんなんだ？その賞品ってのは？」
「それはな、生徒会書記の七子ちゃんとデートが出来る権だ！」
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