短編
□いつも遅刻の5秒前
1ページ/4ページ
自転車に乗って学校に向かう
もうすぐチャイムが鳴るだろう
私は辺りを見回した
(あ、またいた…)
いつもチャイムが鳴る少し前に反対側からやってくる彼
耳にイヤホンをして、たまに寝ながら自転車で走ってる
(今日も会えた…)
私はその姿が見たくて毎日遅刻ギリギリの時間に登校する
私がギリギリだから多分彼は遅刻だと思う
その彼があの有名な流川くんだったなんて
友達に聞いたときはホントに驚いた
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ