ガッシュ連載
□第30話
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「ザケル!!」
電撃で壊された部分から液体が流れ、清麿達も外へと流れ出る
「どういうことだアリシエ?どうしてすぐに呪文を唱えなかった!?」
清麿はアリシエの胸ぐらを掴み怒鳴る
その間に他の皆も続々と液体の中に現れた
「何か言え!アリシエ」
「フッ…簡単だよ。アリシエは最初っからお前らの敵だったってことさ」
「何!?」
敵の存在に気付き一斉にそちらを見る
そこにはウォンレイの姿もあった
「何を言っておるか!?そんなわけはない!」
ガッシュはザルチムに向かって叫ぶ
「アリシエは私達と共にファウードを魔界に帰す方法を探そうと行動を共にした仲間ではないか!!」
ガッシュの言葉をザルチムは鼻で笑う
「そんな方法が本当にあると思ってるのか?もしあったとしてもアリシエが探し当てるのは無理だ」
「なぜならアリシエはリオウの呪いを受けているからな」