短編
□中性苺ミルク
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放課後
私は掃除場所から教室に戻っていた
ドアを開けようとしたとき教室から声が聞こえた
「腹減ったなぁ」
(一護だ!)
「黒崎くんっ!飴あるよ食べる?」
(織姫?)
「おぅサンキュー井上!」
(もらった…)
私のは絶対もらわないくせに織姫のは即答で貰うんだ…
私はドアの前で立ち尽くしていた
「七子?」
一護が私に気付いて近づいてくる
「お前何泣いてんだよ!?」
知らないうちに涙が出ていた
私は泣き顔を見られたくなくてその場から逃げ出した
「七子!!」