短編

□中性苺ミルク
3ページ/6ページ






放課後




私は掃除場所から教室に戻っていた




ドアを開けようとしたとき教室から声が聞こえた




「腹減ったなぁ」




(一護だ!)




「黒崎くんっ!飴あるよ食べる?」




(織姫?)




「おぅサンキュー井上!」




(もらった…)




私のは絶対もらわないくせに織姫のは即答で貰うんだ…




私はドアの前で立ち尽くしていた




「七子?」




一護が私に気付いて近づいてくる




「お前何泣いてんだよ!?」




知らないうちに涙が出ていた




私は泣き顔を見られたくなくてその場から逃げ出した




「七子!!」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ